2012-06-22

最近の出来事を振り返ってみる(前編)

最近の出来事を振り返ってみます。時系列ではなくトピック毎に。

ソロバン、新展開

24-JMGP2047 - コピー一番大きなトピックです。今までは生徒に対して土曜日に教える、ってスタンスだったのですが、ほとんどというか全くというか実績が生まれず。一回やっただけで「飽きた。」「続けて習わなきゃならないのならヤダ。」という生徒の継続性のなさに試行錯誤を繰り返す日々でした。

一学期初回の職員会議で、生徒の計算能力の向上を目的としてソロバンを教えようということが学校全体で意思決定されたのですが、他の教師は全く興味を示さず。パートナーとなる教師も「ソロバンって何?」って状態だったのでまずはソロバンに触れてみようということで毎日放課後にやろう!と決めたまでは良かったのですが、延期延期の毎日でした。同僚は図書室の整備で忙しかったからです。

事態が動き出したのが2学期。2学期が始まってから仕切り直し。時期を見計らって、同僚にやってみようかと声をかけたらすんなりOK。
初日は一人だけ。二日目は、仲の良い同僚が二人加わり3名に。三日目は同僚の御令嬢(4年生)も加わり順調に、あっけないくらい順調に進む。今までの経験から、「うわーこれ、どん底に落ちる兆候じゃ・・・」と危惧していたので慎重に慎重に事を進めました。

そして五日目。(御令嬢が加わり三日目。)同僚脱落(というより娘に押し付けた??)も、御令嬢は続けるようになる。現在は、5の合成・分解をやっています。ゆっくり、ゆっくり。
進むにつれ、自分のソロバン教授能力のなさに辟易し始めています。当たり前のように弾けるのですが、それが「何故こうなるのか?」が日本語ですらよく説明できない。
最近は、どうしたらうまく説明できるのかいろんな資料を漁っています。日々勉強ですね。

現在、御令嬢はネットボールの選手に選ばれ放課後遅くまで練習をしているので残念ながら退会が終わるまでソロバン塾は休止。今更焦ってもしょうがないしねぇ。今のうちに教授法を工夫しておきます。

第二パソコンルーム始めました

1-JMGP2187ずっと温めてきたパソコン隊員としての計画。赴任した時からずっと気になっていたんです。
使われないまま古くなってしまったパソコン数台。

起動してみるとWindows2000。うーん、使えることは使えるけど今後、インターネットにつなげるのがネックになるかな、とLinuxに置き換えることにしました。候補に挙がったのがPuppyとubuntuの派生であるedubuntu、Lubuntu、Kubuntu、xubuntu。
試しに数台の中で一番新しいであろうパソコンにインストールしてみると、途中で止まったのがubuntuシリーズ。結局Puppyをインストールすることに。

帰国された同任地隊員が寄付してくれた壊れたノート型パソコンを調整して再利用。これにはxbuntuを入れることができました。できればedubuntuを入れて生徒がより興味を引けるようにしたいのです。Puppyでは教育用のソフトウエアが入っていないのでフル活用するのは難しいかもしれません。ここも無い知恵絞って考えなければならないところですね。

残念だったこと

私に結構頼みごとをしてくる新任の同僚。忙しいときにもくだらないこと(カメラを持ってきてくれだの、コピーしてくれだの、そんな感じの雑用。)を頼んできたのでイラッときて「自分でやれ」と断りました。そしたら彼に抗議された。「お前はボランティアだろ?俺の言うことを断るのか?」だって。
あー、ボランティアだから頼めば何でもするものだと思っていたのか。そういえばアレくれ、コレくれとうるさかったのは、頼めばハイハイとなんでも渡すものだと勘違いしていたからなのか。

ということで、「私は雑用係で来ているわけじゃない。あなたにたりない能力(スキル)を補うために来ているんだよ。勘違いしないでね」と若干強めにしっかり主張。それ以後も雑用や、めんどくさいことを頼んでくる彼。きっぱり断る。何度か繰り返していればあきらめることを期待して。

自分たちは貧しいから援助されて当然、という大多数の意見の権化のような存在です。
ナミビアという国は、天然資源も豊富で、自然環境も恵まれていて、政治的に安定しているというとても「裕福な」なのにねぇ。日本にある天然資源って、水くらいでしょ。
日本が今豊かなのはもともと金持ちだったから、自分たちが貧乏なのは、もともと貧乏だから。資金さえあれば裕福になれるという考えなのです。有り余るほどの援助も無計画に無駄遣いをしているから手元に残っていないことにすら気が付かず。東京大空襲後の焼け野原と、現在の東京の様子を写真で見せても「日本はリッチだからできたんだ~」という感想です。
(戦後、アメリカをはじめとする各国からの莫大な援助がなければ日本も自立できなかったであろうことは事実ですが)

生徒への教育も必要だけれど、今の現役世代の教育も生徒以上に必要だなと思う今日この頃です。

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