2012-04-28

一学期を終えて

4月27日、一学期が終了しました。ホントいろいろありました。
  • 数学担当から外れ、体育教員に本業のPCインストラクターよりコマ数が多いです。生徒は言うことを聞きません。言葉は悪いですが、「放牧」という文字がぴったりくるくらい・・・。
    走り回る生徒、喧嘩を始める生徒、木陰で休む生徒、水を飲む生徒、カバンにしまっておいた軽食を食べる生徒、物陰でタバコ(!)を吸う生徒。禁止されている携帯を取り出し、メールしだす生徒。取り上げると泣きます。泣いてもダメ。
  • 同僚に対するパソコン講習
    空きコマを利用して、同僚へのパソコン個別指導を行う計画を立てたけれど教師がおらず「待機」となった生徒を私の教室に送り込んできたおかげで計画実行できず。全体講習を一回しただけで終わりました。
  • ソロバン土曜塾
    最初のスタートはよかったものの、面白くなかったのか結局リピーターは2人。ホントの意味でのリピーター、与えた課題をしっかりこなした生徒は、数学で学年トップクラスの成績で一学期終了。上から数えて何番目?ってくらい。
  • 教師分科会開催学校隊員がUsakosに集まり、現役教師である隊員の授業見学と日本、ナミビアの教育制度比較を行った。比較することで頭の整理ができ、ナミビアの教育に対しどうアプローチしていくか、大きなヒントを得ました。特に、モラル教育、理数科科目に対するナミビア側の考え方、一コマ40分とされる授業時間のマネジメント方法など。
  • 教科書管理計画の正式キックオフ昨年に全教科書のラベル張りを終え、データベース化しました。1学期はその運用開始の重要な期間だったのですが、なかなかうまく運用できませんでした。生徒は、借用書に自分が持っている教科書番号と異なる番号を書いてしまったりしているので、借用書のデータを入れるのではなく、教科教員作成のリストからデータを入力すべき、という結論になりました。また、この計画は上部組織(教育委員会)である「リージョナル・オフィス」幹部からお褒めの言葉をいただいたことにより学校正式のシステムとなり、うまくいけば州の計画としても稼働する可能性もあります。
  • 成績表発行システムの稼働
    一年間、成績表の発行業務の流れを観察し、同僚への聞き取り調査もしつつ組み立てた成績表発行システム。もともとは、表計算ソフトを使えば、こんなこともできるよ、と展示し、同僚のパソコン習熟熱を高めるために組見始めたのえすが、いざ稼働の段になって、「こんなはずでは・・・トホホ」な結果になってしまいました。
    成績表が一日で出る!という理解をしたであろう同僚は、データ入力のためのデータ、つまりは平常点を記録した書類を締め切り過ぎてもなお提出せず、ほとんどが学校最終日4日前にドバッと出してきたものだからさあ大変。データ入力のために3日徹夜。データ突合作業もできなかったので間違いだらけ。しかも、印刷の一日前になって「点数算出方法を変える」・・・シラバスで決まっているはずなのに。それが二転三転。決定に納得のいかない同僚が「さっきまた話し合ってこの案で行くことになった。これが最終ね」と言ってくる。それを信じちゃった私はおバカ。計算式を書き直し、参照するセルを変えてしまったとかの大失敗。結局元に戻して
    計6時間のロス。最終日の午後五時にやっと全成績表がでたのです。
    校長先生、休日出勤でサイン・・・・。ほんとごめんなさいな結果でした。
    意欲のある同僚は、表計算ソフトが便利なツールであることに気が付いたようですが。
以上6項目、一学期の出来事でした。二学期に向けて準備と休養をしっかりととります。

0 件のコメント: