2011-06-01

SUZUKI専用C.R.

5月31日。

IMGP5366記念すべき日となりました。

学校から私専用の教室を割り当てていただきました。話を聞いたときはうれしさのあまり校長にハグしちゃったんですがね。

場所は中庭に面した一角。

当校は、生徒が各教室を移動する仕組みです。今まで数学の授業がある度毎に「MR./MS.XX、次の時間あなたは授業がないから教室使わせてくれない?」なんて授業の前の時限にお願いしていました。(朝のブリーフィングで確認しても直前になって「やっぱダメ」なんて言われることがしょっちゅうなので直前でないと効果がない。)

今日からその心配もなくなり、教室を探さなければならないという多忙感、教室が時間内に見つからない場合に生徒をぞろぞろ連れて歩いて校長に不審がられる心配からも解放されました。

机・椅子の数30、受け持ちのクラスの生徒数34。数は足りないけれど左右のカウンターを机代わりに使ってもらうなどして何とかやりくりしていくつもりです。

これにより、自分の荷物の置き場も定まり腰を据えて事務作業もできます。

PCルームだと生徒がうるさい、スタッフルームだと清掃スタッフから遠慮がちに追い出されたり、64冊のノートとともに帰室して作業、なんてこともなくなります。

計画していた「土曜日特別授業」なんてのも教室を確保できている分現実味が増してきました。数学の補習・計算能力向上のための秘密の道具紹介などなど。

明日から6月、気持ちを新たに活動していけそうです。

なんて書きましたが、既に新たな課題が浮上。

教科書は生徒が学校から借りる、というシステムなのですがこれが機能しておらず「誰にどの教科書を貸したのか」把握できていない状況であることがわかりました。生徒がもっている教科書に書かれている管理番号とその根拠となる管理表にある生徒名&管理番号が一致しないというとてつもない有様。生徒間で貸し借りもしているのでごちゃごちゃになるのはわからないではないのですが非常にまずい状態です。

担当者に話を聞くと一昨年に「一人一冊」で教科書を貸与できるくらいの教科書が学校に割り当てられたそうです。2年後の今は生徒約2人に1冊という有様。ロスト率50%近いのです。

・・・・約50冊の教科書よ、どこに飛んで行った=w=;;

一冊200NADくらいの価格なので、およそ10,000NADの損失。

200NADがこの国でどのくらいの価値かといいますと「おしゃれなレストランでそれなりのディナーが楽しめる」価値があります。高いのよ、この国の教科書。

というわけで、いかに教科書を管理すればいいのか一緒に考えることになりました。

手ごわい問題だ。

2 件のコメント:

もっちー さんのコメント...

ほぼ一人に一つの机があるんだ。
すげー。
ケニアは2、3人で一つの椅子や机をシェアしてますよ。

Unknown さんのコメント...

新しい机椅子が他教室に入ったので、頃合を見計らって数十の机椅子を拝借してたのです。