2月1日に赴任してそろそろ2か月が過ぎようとしている。
発展途上国では、「時間にルーズ」「計画性がない」から日本の時間管理をそのまま持ち込んでも駄目だよ、などと先輩隊員や訓練所から教えていただいていた。
過ごしてみて、感じたこと。
(同僚の)ナミビア人真面目。
学校での時間管理は全て手作業。
始業・終業の合図はキッチンタイマーで秘書の人が時間を測って手動でベルを鳴らす。キッチンタイマーが電池切れを起こしたり時計が止まったり、計画停電があったりで不可抗力な部分以外は正確に時が刻まれる。計画停電の時は空のガスボンベが中庭に吊るしてあってそれを石でたたいてベルの代わりとなる。
±1分ぐらいの精度を手作業で出しているのは驚愕。
仕事(おしゃべり)が立て込んでベルが鳴らないのはご愛嬌。
真面目に授業にでてくる。ほかの学校では「突然同僚教師が出てこなくなる」のがざらだということだけど私の同僚はそんなことはなく。
会議・出張などでできなかった授業分は土曜日に振り替え。今日(土曜日)も振替の授業があった。日曜日に振替は基本的にありえない。なぜならほぼ全員(生徒も含め)町の教会で礼拝ですから。朝の6時ごろから10時ごろまで教会で礼拝。信心深い人が多い。そんな中で異教徒な私の存在は結構目立つんだけどね。教会に行かないと未だに「なんでなんで??」と聞かれる。
珍しいみたい。
学校等で各種書類の提出がある。当然締切も設定される。
半分はきっちり締切日に提出。残り半分は・・・締切に間に合わず。これはダメなところだけど情状酌量の余地はある、かもしれない。なぜならワープロソフトで打ち出したものしか受け付けてくれないから。当地で個人的にパソコンを持てる人はごく限られている。パソコンのお値段は同僚月給の約一か月分~1.5か月分。そう簡単には買えない。締切に間に合う人は、パソコンを持っている人だったりするわけ。家に帰って書類作ってUSBメモリ(これも高価なんだけど)に入れて秘書の人が使っているプリンタや、私に頼んでパソコンルームのプリンタをつかったり。
締切に間に合わない同僚は、2台しかない共用PCでやりくり。(ここに問題点があるので現在原則使用禁止になっているパソコンルームの使用を認めてもらうべく仕組みづくりをしております。)
共用パソコンだけだとたりないから、私にこっそり「土曜日早朝or日曜日午後にパソコンルームを開けてくれ」と頼みに来る。話に聞いていた「間に合わないものはしょうがないじゃん、俺、もう作らないからね。」なんて全くない状況。・・・・ええ、明日もそのために出勤ですとも・・・・。
本日の夕焼け。特別な画像加工はしておりません。本当に真っ赤です。 これだけきれいだと愛機K-7にとりつける広角の明るいレンズがほしくなってきます。 |
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